この度、高校野球100回大会、その甲子園で大旋風を巻き起こしたのが秋田代表の金足農業高校。そしてこの野球部を象徴する言葉が「雑草魂」

公立高校で選手すべてが県内の高校生。野球センス抜群の優秀な高校生を推薦で選り集めた私立の野球強豪校がひしめく甲子園大会においてまさしく雑草魂なくしてこの躍進はない。

雑草魂か。

他校に負けない一条高校ダンス部の強みは何ですか、と雑誌のインタビューに、生徒が答えた言葉がこの「雑草魂」

何年前かな。

普段からいつも言ってるわけではないけれど、一条ダンス部の通奏低音にあるのがこの雑草魂かと思う。今の現役の部員はもしかしたら知らないかもしれない。

一条高校ダンス部が大会に参加し始めた頃、その挑戦はこの雑草魂にあったということ。練習場所もなく、指導者もなく、鏡もなく、校舎や車の窓ガラスに映る姿を頼りに練習する、学校ではその存在が時にまったく認められることがない、はたしてダンス部は必要なのか、

そんなところから全国大会出場をめざした先輩たちが誰からともなく言い始めた言葉であるように思う。

そしてその魂は今も受け継がれていると

まったくかわることがないと

ダンス部顧問はそう思っています。